リスト処理関数

「ヘルプ補足」諸注意

リスト処理関数

◆保証未確認動作(確認ver2.2.33)
リスト先頭と末尾にある半角スペースとタブ文字は無視されます。
リスト中の全角スペースは要素の一部とみなされます。

例:

1.LIndex("  あいうえお",1)
2.LIndex("   あいうえお",1)
3.LIndex("	あいうえお",1)

1は " " を返す。
2と3は "あいうえお" を返す。*1


◆保証未確認動作(確認ver2.2.33)
リストに空白*2が二つ以上続いていても、要素の区切りとしての効果一つの半角スペースの場合と同じです。

例:

LLength("This  is          a pen.")

は 4 を返す。

List関数

◆仕様補足説明
要素の連結は、引数の間に単純に半角スペースを一つづつ挟んでいくだけです。
そのため、引数として指定した要素に空白が含まれている場合、思わぬ不具合を起こす可能性があります。

例:

要素[1] = "い"
要素[2] = "ろ"
LLength(List(要素[1],要素[2]))

は 2 を返す。

要素[1] = "い"
要素[2] = "ろ は"
LLength(List(要素[1],要素[2]))

は 3を返す。

 ※  LLength関数

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LIndex関数

関連項目:Arrayコマンド


◆仕様補足説明

>リスト中の指定した位置の要素を返します。(1が先頭の要素)
>例 LIndex("a (b c) (d (e f))", 2) は 「b c」を返す。

例にあるように、要素の前後にある括弧が削除されたものが返ります。*3

LSearch関数

>LSearch(リスト,検索値[,検索開始位置])
>リスト中の指定した要素の位置を返します。(1が先頭の要素)

(確認ver2.2.33)書きかけの記事
指定した要素が存在しない場合は 0 が返ります。
検索値が空文字列の場合も 0 が返ります。


◆保証未確認動作(確認ver2.2.33)
括弧で囲まれているリスト中の要素を検索する場合、検索値には括弧を含めたものを指定する必要があります。

例:

LSearch("(こぶた) (たぬき) (きつね) (ねこ)", "ねこ")

は 0 を返す。


コメント



*1 分かりづらいですが、"あいうえお"の前に、1.は全角スペース+半角スペース、2.は半角スペース三つ、3.はタブ文字があります。
*2 半角スペースやタブ文字
*3 Arrayコマンドのseparatorに"リスト"を指定した場合との違いに注意してください