| SRC2.4.0αプレリリース(2012/06/10版)をリリースしました。
更新内容は以下の通りです。
機能追加
・MELTを使用して作成された、レイヤ情報を持つマップデータ(ver2.3)を読み込んでレイヤ情報を持つマップを作成するようにした。 これにより、2.3.1以前のバージョンから以下の変更があります。 ・SRC2.4.0以降で作成された中断データは従前のSRCでは読み込めない。 ・レイヤとして指定された地形は見た目だけではなく、地形としてのデータを持つようになった。 平野のマップチップの上にビルを上層レイヤとして配置した場合、そのマスはビルになります。 レイヤをただの見た目にしたい場合は、後述する新コマンドで地形情報のみを削除します。
・ChangeLayerコマンドを追加した。
・ClearLayerコマンドを追加した。
・関数「WindowWidth」「WindowHeight」を追加した。それぞれ、画面のサイズを取得できます。例:新GUI使用時はWindowWidth()で640を返す
テスト実装
・新GUI使用時、ユニットの移動先選択時にも、ユニット上にマウスカーソルが来たときにステータスを表示するようにした。
バグフィックス
・起動シナリオ選択ダイアログ表示時に、ExtDataPathに入っているOpening音楽が流れない場合あるのを修正した。
・追加サポート能力を持つユニットが味方にいる状態で、インターミッションでセーブせずに次のステージへ行くとエラーが発生する場合があるのを修正した。
追加コマンド書式
ChangeLayerコマンド
指定した座標のレイヤーを変更
書式 ChangeLayer X Y Name Number [Option] X マップのX座標 Y マップのY座標 Name マップの地形名称 Number マップの地形番号 Option 通常 レイヤがデータ情報と見た目情報を両方とも持つ 情報限定 レイヤが地形効果などのデータ情報のみ持つ 画像限定 レイヤが見た目上の情報のみ持つ
(X,Y)の座標のマップ上層レイヤーを指定したレイヤーに変更します。
Optionに情報限定を指定することで、変更先に指定された地形の地形効果などのデータのみを配置することが可能です。 画像限定を指定することで、変更先に指定された地形の画像のみを表示する事が可能です。
ChangeLayerコマンドを使用するだけではマップ表示は更新されません。Redrawコマンドを使って主導で更新してください。
ClearLayerコマンド
レイヤー情報を削除
書式1 ClearLayer [Option] 書式2 ClearLayer X Y [Option]
X マップのX座標 Y マップのY座標 Option 通常 レイヤがデータ情報と見た目情報を両方とも持つ 情報限定 地形効果などのデータ情報のみ削除する。画像のみ残る。 画像限定 見た目上の情報のみ削除する。地形効果などの情報のみ残る。
書式1は、(X,Y)の座標のマップ上層レイヤーを削除します。 書式2は、マップ上全てのマスのレイヤーを削除します。
Optionに情報限定を指定することで、地形効果などのデータのみを削除することが可能です。 つまり、見た目上の画像情報のみが残ります。
画像限定を指定することで、画像のみを削除する事が可能です。 つまり、地形効果などのデータのみ残ります。
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