| どうも。SRC開発支援センターシナリオサポート担当の上条真です。
今回、ダメージを受けた際のメッセージの損傷率の範囲と言う事で 様々なご意見が出ているようですが、あえてリクエストせずとも 実現可能と思いましたので、その方法と併せ、書き込みさせていただきます。
以下、必要なインクルードと手順です。 長文となりますが、ご容赦願います。 なお、このインクルードを含め、いずれSRC開発支援センターを通して インクルードを配布する予定があります。
1.まず、以下のイベントを用意する。
損傷率メッセージ: Local Damage_min Damage_max If Args(1) = "" Then Damage_min = 0 Else Damage_min = Args(1) Endif If Args(3) = "" Then Damage_max = 100 Else Damage_max = Args(3) Endif If Damage(相手ユニットID) < Damage_min Then Return Args(4) ElseIf Damage(相手ユニットID) < Args(2) Then Return Args(5) ElseIf Damage(相手ユニットID) < Damage_max Then Return Args(6) Endif Return Args(7)
2.1のイベントを記述したファイルをシナリオにインクルードする
※ファイルのインクルードに関してはヘルプを参照してください。
3.データのPilot_massage.txtまたはPilot_dialog.txtに、 以下のようなメッセージを指定する。
例: ダメージ中, $(Call(損傷率メッセージ,30,50,60,"この程度か!?","まだまだ!","意外とやるな!","まだ…いける!"))
手順は以上です。
・書式: $(Call(損傷率メッセージ,最低損傷率,基準損傷率,最大損傷率,メッセージ1,メッセージ2,メッセージ3,メッセージ4))
最低損傷率:損傷率(%)で指定し、損傷率がこの数字未満のとき、 メッセージ1が表示されます。
基準損傷率:損傷率(%)で指定し、損傷率が最低損傷率を超え、 この数字未満であるときメッセージ2が表示されます。
最大損傷率:損傷率(%)で指定し、損傷率が基準損傷率を超え、 この数字未満であるときメッセージ3が表示されます。 また、この数字以上の時にはメッセージ4が表示されます。
メッセージ1〜4 メッセージの記述法に従い記述します。詳しくはヘルプより、 「データの作成>メッセージデータ>(3)メッセージ」を参照してください。
・記述例と解説
記述例(Pilot_message.txt) ダメージ中, $(Call(損傷率メッセージ,30,50,60,"この程度か!?","まだまだ!","意外とやるな!","まだ…いける!")) この場合(ダメージ中の損傷率の範囲内で)、 損傷率が30%未満の時、「この程度か!?」、 30〜50%の時、「まだまだ!」、50〜60%の時、「意外とやるな!」、 そして、60%を超えると「まだ…いける!」とメッセージが表示されます。
記述例2 ダメージ中, $(Call(損傷率メッセージ,"",50,"","","この程度で!","ちっ! やるな!","")) この場合、最低、最大の損傷率が設定されていません。 このとき、最低0%、最大100%とみなされます。 そのため、メッセージ1と4は指定する必要がありません。
※なお、最低限の動作確認は行なっていますが、完全ではないため 不具合が発生する可能性があります。 また、このインクルードに関する一切の質問・意見等は私へのメールか、 SRC開発支援センターのシナリオサポート掲示板をご利用下さい。
では、長文にて失礼致しました。
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