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■319 / inTopicNo.1) 　シナリオ中のルート分岐の是非について
  ▼■
□投稿者/ 数納　成佳 -(2004/06/16(Wed) 00:22:43)
    よろしければみなさんのご意見をお聞かせください。

    たとえば、どのルートを選んでも同じ結末（同じシナリオ）にたどり着く場合、ルート分岐はあった方がいいと思いますか？　それとも無い方がいいと思いますか？
    全てのシナリオを見るためには結局両方プレイすることになるなら、無駄に二つのルートを作るよりも、シナリオを一本化して両方のルートを盛り込んだ方がいいように思う一方･･･
    プレイヤに主人公に感情移入してもらうためにも、主人公（プレイヤ）に選択肢を提示してシナリオを分岐させる、というのは有用な方法にも思えますし･･･
    みなさんはどのように考えます？

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■320 / inTopicNo.2) 　Re[1]: シナリオ中のルート分岐の是非について
□投稿者/ 小一郎 -(2004/06/16(Wed) 22:00:41)
    はじめまして、数納成佳さん。

    相談の目的が「主人公への感情移入」と述べられていますから、分岐させる労力があるのなら、
    シナリオ数を伸ばして、描写を増やす方が手間が掛からないと思いますし、ストーリーが充実する
    のではないでしょうか。

    同じシナリオを何度も遊ぶという可能性を考えれば、一本筋の通った充実した物の方が
    一度にすべてを伝える事が出来ると思います。

    小一郎
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■321 / inTopicNo.3) 　Re[1]: シナリオ中のルート分岐の是非について(※編集あり)
□投稿者/ Ｍｒ．tonkati -(2004/06/17(Thu) 13:34:33)
    はじめまして、こんにちは。Ｍｒ．tonkatiです。

    やはりシナリオ製作者本人の意思かと。やりたい、そうすべきだと思うのであればやればよいでしょうし、そうでないならしないほうがいいかと思います。

    え〜とつまりです、ルート分岐とはストーリーを作った方が、もしもああだったらこうなるのになあ、こういう結末も書きたい、と感じて作るものではないかと私は思います。

    プレイヤーの方にしても分岐があるからといって、そのどれもが望まない結末であることだってあるかもしれませんし(分岐が無いよりある方がいいというのはナンセンスかと)。

    そうですね、二つの話を一本にまとめるのもよろしいかと。話をまとめるの能力も養えることもありますしね。

    それでは、乱文失礼致しました。

    ※不適切な表現の部分を削除
解決済み!
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■322 / inTopicNo.4) 　Re[1]: シナリオ中のルート分岐の是非について
□投稿者/ num -(2004/06/17(Thu) 15:44:23)
    こんにちは、numと申します。

    数納様がルート分岐のメリットとして考えておられる…

    ・選択肢を提示する事で主人公に感情移入しやすくする

    という点ですが、これはやはり選択肢とストーリー次第になりますね。安易な選択肢であれば、感情移入の助けにはならないでしょう。


    選択肢の例を二つほどあげてみると…

    1.特になんの情報も与えず「右へ行くか、左へ行くか」という単純な選択肢を用意

    行った先に何かある等の情報を与えるならともかく、これだけではプレイヤーはどちらがいいのか全く判断できないので、最悪ストレスが溜まるだけですね。安易な選択肢は逆効果となります。


    2.「ヒロインがさらわれた」というシチュエーションを用意し、これを「助けにいくか、いかないか」、助けにいけば他の人間の命が犠牲になるかもしれない…という選択肢を用意


    このような選択肢なら、感情移入に一役買うかもしれません。プレイヤーの心情、決断が主人公の以後の行動にフィードバックされます。もちろん、事前にヒロインを魅力的に描いておくなどしておく事が必要でしょう。


    今回のテーマの場合、「最終的に同じ結末に至る」という限定条件ではありますが、プレイヤーにもう一方のルートも見たくなるように思わせられれば作者の勝ちです。腕の見せ所です。


    しかし、デメリットも多いです。数納様が仰られるように、全てのシナリオを見るためには両方のルートをプレイしなければなりません。よほど面白いシナリオでなければこれは難しいでしょう。作者の見せたかったものが、プレイヤーの目に止まらない可能性は、一本道のシナリオより高くなります。

    また、作者のミスする可能性も増えます。
    分岐によって多少なりともストーリーに変化をもたせたら、分岐が収束した後も、当然両方の展開をフォローしていかなければなりません。
    プレイヤーに伝えるべき情報を伝え忘れたりだとか(片方のルートでしか出てこなかった単語、人名など)、変数の管理を失敗したりなど、一つ分岐を作っただけで落とし穴は無数に発生します。これらに気を使わなければならないのですから、想像以上の労力、時間を必要とします。
    作者の計画性、管理能力が問われるところですね。


    それらデメリットをねじふせる自信があり、「これだ！」という気の利いた選択肢、ストーリーをすでに思いついておられるなら、チャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか。


    長文失礼致しました。
    蛇足となるかもしれませんが、最後に分岐のメリットをいくつかあげておきます。


    ・シナリオを立派に見せるためのハッタリ

    ・キャラ数が多くなってきた時、部隊を複数のルートにわけ、できるだけ多くのキャラにマップ上に出撃する機会を与える

    ・片方のルートでしか手に入らないキャラ、アイテム等を用意し、ゲーム性、ボリュームを増す

    ・始末をつけなければならない敵陣営が多く、話が必要以上に長くなりそうな時、ルートをわけて別々の敵陣営を殲滅。片方のルートの内容は要約してプレイヤーに伝える
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■334 / inTopicNo.5) 　おくればせながら、ありがとうございました
□投稿者/ 数納 -(2004/08/03(Tue) 03:06:05)
    反応が遅くて申し訳ありません。
    みなさま、ご意見をありがとうございました。

    結局、ルートの分岐はそのままで、主人公を増やして両ルートともプレイする方針にしました。果たして吉と出るか凶と出るか・・・

引用返信/返信 削除キー/


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