| さて、前回に書き込むといったツリーの凍結に関してですが。 あーるさんからの提案を飲む形で、当ツリーを凍結することとします。
ある種の冷却期間でありますので、再開予定は今のところ未定。 凍結している間でのツリーの引継ぎに関しては、希望者がいれば無条件で許可という形にします。 現段階での最新稿を載せて置きますので、それをそのまま、もしくは一部改変。あるいは、それとはまったく違った書式等を使った同種、同目的の書き込みに関して私に許可をとる必要は一切ありません。 つまり、その手の書き込みをしていただく必要ありません。引継ぎを行う場合、特に私に断っていただかなくとも新しいツリーを立てて頂ければ結構ですので。 私からは以上です。
では、良いお年を。
-------------------------------------------------------------------------- 前回からの主な変更点
能力名『地形適応』を『地形』に変更 オプションに『空席可(仮)』と『武器名』を追加 注意点を2、3追加 -------------------------------------------------------------------------- ユニット用特殊能力 ポジション(乗り換え画面にのみ表示) -------------------------------------------------------------------------- 書式 ポジションLv*[=別名 能力名 特殊能力名 オプション]
ポジションで指定した各能力(例えば「ポジションLv1 格闘」なら格闘の数値)を搭乗パイロットから個別に参照し、それらを張り合わせたものを擬似メインパイロットとして扱います。これによって複数人数のパイロットによる分担操縦ユニット、更には部隊ユニットと併用することによって艦隊戦などの役職を表現できます。ポジションを持ったユニットは(複数搭乗ポジションも含みます)搭乗人数の大小に関わらず乗換えが可能です。 ※スペシャルパワーの効果、サポートの能力増加はこの擬似メインパイロットに反映されます。 ※ポジションで指定できるのは、ユニットデータ上のパイロット定員数と同数までです。 ※ポジションに搭乗するパイロットはその全てがメインパイロットとして扱われますのでサポート、サブパイロット専用の特殊能力は無効になります。
▼Lv* レベル×人数分だけ同じポジションにパイロットを搭乗させることができます。1人乗りのポジションである場合はLv1です。
▼別名 別名で指定した名称はインターミッションの乗り換え画面にのみ表示されます。非表示にしなくてもステータス画面には表示されません。例えばポジションを2つ持つユニットの場合、特に別名を指定しなければ「ユニット名(書式の順番)」で表示され、別名指定した場合は「ユニット名(指定した別名)」となります。また、非表示にした場合は「ユニット名」のみの表示となります。 特に何も指定しない場合: ロボット名(書式の順番) 別名指定した場合: ロボット名(指定した別名) 非表示にした場合: ロボット名
▼能力名 『格闘』、『射撃』、『命中』、『回避』、『技量』、『反応』の6つの基本能力 +『気力』、『地形』、『性別』のことです。 ※性格は『気力』に含まれます。
『全能』で全ての能力を一括指定できます。 6つの基本能力のみなら『全基』で指定できます。 『全他』で『気力』、『地形』、『性別』を一括で指定できます。
▼特殊能力名 『切り払い』などのパイロット用の特殊能力です。 『全特』でパイロットが持つ全ての能力を一括で指定できます。
※以下の特殊能力がポジションで指定できます。 『防御・回避に関する特殊能力』、『攻撃に関する特殊能力』、『特異資質に関する特殊能力』、『瀕死時に発動する特殊能力』、『援護行動に関する特殊能力』 『サポート系特殊能力』は『指揮』、『階級』、『広域サポート』のみです。 『その他の特殊能力』は『資金獲得』『浄化』『メッセージ』を除きます。
※以下の特殊能力はポジションでは指定できません。 『サポート系特殊能力』は『指揮』、『階級』、『広域サポート』を除きます。 『パイロット成長に関する特殊能力』、『スペシャルパワーに関する特殊能力』 、『気力に関する特殊能力』 『その他の特殊能力』は『資金獲得』『浄化』『メッセージ』のみです。
▼オプション 下記のものをオプションとして指定できます。
必要技能 『必要技能』でポジション別に乗り換えを制限できます。 ※ユニットデータの(〜専用)が優先されます。
メッセージ 『メッセージ』で特定のポジションについているパイロットにセリフを喋らせることが出来ます。 (回避)などで参照するシチュエーションを限定できます。(!シチュエーション)で指定シチュエーション以外を指定できます。 ※ダイアログデータがあれば、そちらが優先されます。
獲得経験値 『獲得経験値』を指定したポジションのある敵ユニットを倒したときに『獲得経験値』を指定したポジションに搭乗している敵パイロットのみのレベルと経験値で計算します。パイロットの累積経験値とは関係ありません。 特に指定しない場合は、ポジションについているパイロット全員の「平均値」で計算されます。
空席可(仮) 『空席可(仮)』を指定したポジションは空席でも出撃可能となります。
(武器名) ユニットの武器名を半角括弧()で囲んで指定し、その武器の専任パイロットを作れます。指定した武器を使用時にのみ、このポジションのものが最優先されます。
※能力、特殊能力、オプションを一切指定しない場合は『なし』とだけ書いてください。
-------------------------------------------------------------------------- 重複、省略時の処理 ※ここでの「省略」は全てのポジションで指定しなかった場合を指します。
▼能力 『基本能力値』は重複がある場合、その「一番低いもの」で計算されます。 『基本能力値』は省略した場合それぞれ、ポジションについているパイロット全員の「一番低いもの」で計算されます。 ※複数搭乗のポジションが重複内にある場合はそのポジション内のみ「平均値」で先に計算されます。
『気力』は重複した場合、その「平均値」で計算されます。 (『気力』に付属する性格は、その「全てを含む」として計算されます) 『地形適応』は重複した場合、その「一番低いもの」で計算されます。 『性別』は重複した場合、その「全てを含む」ものとされます。 ※対性別属性武器に関しては、例えば『♂』属性の場合ダメージは「(性別を指定したポジション内の男性パイロット数/性別を指定したポジションの搭乗パイロット数)×100(%)」となります。 ※上記の3(4)項目は同一ポジション内でも変わりません。
『気力』は省略した場合、ポジションについているパイロット全員の「平均値」で計算されます。 (『気力』に付属する性格は普通として計算されます) 『地形適応』は省略した場合、ポジションについているパイロット全員の「一番低いもの」で計算されます。 『性別』は省略した場合なし(-)とします。
▼特殊能力 『Lvのない特殊能力』は重複した場合でもその効果は重複しません。 ※同一ポジション内でも変わりません。 『Lvのある特殊能力』は重複した場合、(以下の例を除き)その「一番高いもの」で計算します。 『耐久』はOptionコマンド『防御力成長』が指定されている場合のみ、重複時にその「一番低いもの」で計算されます。 『霊力』が重複した場合は、その「平均値」で計算されます。消費量は重複している人数で割り(端数は繰上げ)それぞれのパイロットのものが減少されます。 『援護行動に関する特殊能力』が重複した場合は、それぞれその「Lvが高い=最大回数が一番多い」もので計算されます。 ※複数搭乗のポジションが重複内にある場合はそのポジション内のみ「平均値」で先に計算されます。
▼オプション 『メッセージ』 重複もしくは複数搭乗のポジションである場合は、それらのメッセージが毎回ランダムで表示されます。 スペシャルパワーは使ったパイロットのものが表示されます。 『獲得経験値』 重複もしくは複数搭乗のポジションである場合は、その「平均値」で計算されます。
-------------------------------------------------------------------------- 注意点
下記のユニット用特殊能力は擬似メインパイロットではなく通常の第1パイロットに影響します。 『パイロット愛称』、『パイロット読み仮名』、『パイロット画像』
下記のユニット用特殊能力はポジションと併用出来ません、この場合ポジションは無効になります。 『追加パイロット』、『暴走時パイロット』
ユニット用特殊能力『1人乗り可能』と併用は可能です。が、この場合パイロット数が必要定員数を下回った場合のみ、ポジションは無効として扱われます。
ポジションで『全特』(搭乗パイロットが持っている特殊能力を全て指定)を指定する場合は、搭乗が想定されるパイロットに『覚悟』、『野生化』等の攻撃力上昇系の特殊能力なのどの兼ね合いによってはゲームのバランスを著しく崩す可能性があります。
-------------------------------------------------------------------------- 書式例
書式例1 複座ロボット1 ポジションLv1=操縦担当 回避 反応 分身 ポジションLv1=火器担当 格闘 射撃 命中 技量 切り払い
書式例1 複座ロボット2 2番目のポジションは武装『格闘』専用のポジション ポジションLv1=メインパイロット 全能 全特 ポジションLv1=『格闘』担当 全能 全特 (格闘)
書式例3 味方戦艦 ポジションLv1=艦長 気力 地形 指揮 階級 ポジションLv1=操舵手 回避 反応 ポジションLv2=火器管制官 格闘 射撃 命中 技量
書式例4 敵戦艦 倒した時に貰える経験値をポジション『VIP』のもので計算 ポジションLv1=艦長 気力 地形 指揮 階級 ポジションLv1=操舵手 回避 反応 ポジションLv2=火器管制官 格闘 射撃 命中 技量 ポジションLv1=VIP 獲得経験値
-------------------------------------------------------------------------- ユニット用特殊能力 オーダーチェンジ(非表示) --------------------------------------------------------------------------
書式 オーダーチェンジ=変形先 変形後の搭乗順
指定した変形先に形態が変化した際に、パイロットを指定した順番で搭乗させ直します。変形後の搭乗順は半角数字で指定します。最初に記述された搭乗順が第一パイロット、以下記述された順に次のパイロットの変形後搭乗順を指定します。値に"-"を指定するか、指定された搭乗順が既に埋まっているか、記述を省略した場合、搭乗順を指定されたパイロットが全員乗ってから残った順に空いた番号に搭乗します。合体などでオーダーチェンジ能力が複数参照された場合、先に定義されたユニットから優先してパイロットを配置します。
書式例1 2人乗りのパーツ分離ユニット。パーツ分離後2番目のパイロット弐が、1番目のパイロット壱の前にきてメインパイロットに。 ユニット壱 パーツ分離=パーツ分離 ユニット弐 オーダーチェンジ=ユニット弐 2 ユニット弐 パーツ合体=ユニット壱 オーダーチェンジ=ユニット壱 2
書式例2 2人乗りユニットの3体合体ユニット(計6人) 合体後、同名のポジションを3人ずつで操縦 ユニット壱(定員2) ポジションLv1=操縦担当 回避 反応 分身 ポジションLv1=火器担当 格闘 射撃 命中 技量 合体=合体 合体ユニット ユニット弐 ユニット参 オーダーチェンジ=合体ユニット 1 - - 2
ユニット弐(定員2) ポジションLv1=操縦担当 回避 反応 分身 ポジションLv1=火器担当 格闘 射撃 命中 技量 合体=合体 合体ユニット ユニット壱 ユニット参 オーダーチェンジ=合体ユニット 1 - 2
ユニット参(定員2) ポジションLv1=操縦担当 回避 反応 分身 ポジションLv1=火器担当 格闘 射撃 命中 技量 合体=合体 合体ユニット ユニット壱 ユニット弐 オーダーチェンジ=合体ユニット 1 2
合体ユニット(定員6) ポジションLv3=操縦担当 回避 反応 分身 ポジションLv3=火器担当 格闘 射撃 命中 技量 分離=分離 ユニット壱 ユニット弐 ユニット参 オーダーチェンジ=ユニット壱 1 4 オーダーチェンジ=ユニット弐 2 5 オーダーチェンジ=ユニット参 3 6
-------------------------------------------------------------------------- 各種サポート能力との違い
そもそも各種サポート能力はメインパイロットの能力値をLv×*上昇させるものであり、任意のサブ/サポートパイロットの能力値をそのまま反映させることは出来ない。 この為上記と同様の結果を得るにはメインパイロットと任意のパイロットとの能力差をまず先に計算する必要がある。各能力値の差は当然それぞれに違う為それを考慮して指定する必要があり、ただの(頭に回避とかが付かない)サポートで一括には指定できない。 なので、反映させたい能力値の数だけパイロットに指定する必要ある。しかし、この方法はあくまで乗換えを一切しないユニットに搭乗するパイロットにしか使えない手である。何故なら乗換えが可能であれば当然メインパイロットもサブ/サポートパイロットも変えることが出来、その組み合わせによって能力差が一々変動するからである。 考えにくいことではあるが、その差異が生じない場合も限りなくゼロにはちかいだろうが無いとは言えない。しかしながらどの道乗換えでそのユニットに搭乗が可能な全てのパイロットにそれを指定する必要がありその労力は無視はできない。 また、乗換えを行わない場合でもメインパイロットが『素質』等経験値に影響する特殊能力を持っている場合メインパイロット−サブ/サポートパイロット間でのレベルに差が発生しその為にサポートによる単純な足し算では結局のところ対応は不可能だ。 インターフェイスの問題でもサポートはあくまでメインパイロットの能力値への乗算として表示される為、サブ/サポートパイロットの能力を反映しているわけではないのがプレイヤー側にも一目瞭然である。 さらに、パイロット用能力であるサポートでは直接的にはもとより、間接的な使用も『パイロット能力付加』がメインパイロット以外に適応できない為『パイロット能力付加=サポートLv*』2番目以降のパイロットに意味をなさない。この為ユニット側からサポートを不特定のパイロットに持たせるのは不可能であり、乗り換えと言う行為にも全く対応していない。
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