| 幻魔の公子です。
かなり面倒なことをやらないとできないでしょう。
地形効果を変える機能のリクエストは何度も出ています。もしも今まで実装されていない理由が技術的なものであれば、いつか実装されることがあるかもしれません。 が、今のところ本体にそういう機能はありませんので。
さて、方法ですが。 地形名はInfo関数で取得することが可能です。それを利用して、命中、ダメージ、および回復量に修正をかければいいわけです。
まず、命中とダメージを修正する方法です。 攻撃イベントで互いのユニットが存在する地形名を取得し、その地形に応じて命中率とダメージを変更してやりましょう。
命中率の算出法はHELPに載っています。それを利用して本来の命中率を算出します。この命中率をAとしましょう。 次に、シナリオローカルで設定したい命中率修正を加えた命中率を算出します。こちらをBとします。 AとBを比較し、その差の分、命中ないし回避を増減してやれば独自の命中修正がかけられるというわけです。 ちなみに、命中率を割合で増減させる方法はないので、ひとまず私はこれより簡単な再現法を思いつきません。
ダメージに関しては、スペシャルパワーの被ダメージ低下を使えばいいでしょう。 本来のダメージ低下率とシナリオ独自に設定したいダメージ低下率を比較し、後者の値になるようなレベルを指定した被ダメージ低下SPをかけておけばいいわけです。 たとえば本来ダメージ-10%の地形で-20%にしたい場合は、被ダメージ低下Lv8.888888888889のスペシャルパワーをかけます。微妙に誤差が出ますがだいたい20%減のダメージを受けるようになるはずです。
回復量ですが、こちらは簡単です。 ターンイベントで各ユニットの存在する地形を調べ、地形ごとに決められた回復量をRecoverHP、RecoverENで回復するだけです。 本来の地形ごとの回復も当然起こるので、その分を考えて回復量を指定することは忘れずに。
ただし、表示される地形修正とは違ってしまうので、あんまりプレイヤーに親切とは言えません。 手間も考えるとお勧めできる方法ではないでしょう。
それでは。
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